キノコキトサン

キノコキトサンとはキノコから取れるキトサンです。
むずかしい言い方をすると、β-グルカンとキトサンからなる複合食物繊維(植物性のキトサン)です。
きのこキトサンは、エノキダケ・シイタケ・マイタケ・アガリクスダケなどの食用きのこの細胞内にごく少量含まれています。
カニやエビの甲殻類からとれるキトサンと比べて、β-グルカンを含むことが特色です。

※グルカンとは、ブドウ糖がたくさん結合した物質の総称。化学構造からαグルカンとβグルカンに分類されています。ヒトはβグルカンを分解する酵素が体内に存在しないので消化・吸収することができません。

キノコキトサンの抽出・精製は困難とされてきましたが、現在は精度・効率の高い抽出精製技術の開発に成功しています。

きのこキトサンの特徴

きのこキトサンの特徴のひとつは、安全性の高さです。
原料であるきのこ(エノキダケ・シイタケ・マイタケ・アガリクスダケなど)は、食物としてわたしたちの食生活でお馴染みのものばかりです。
甲殻類(カニ、エビ)からとれるキトサンでは、まれにアレルギー反応があらわれることがありますが、キノコキトサンは食用のキノコから抽出された成分なので、蟹などにアレルギーのある方でも安心して摂取することができます。

きのこキトサンのダイエット効果

キノコキトサンには、従来の甲殻類系キトサンにはない、ダイエット効果が期待できる特長があります。 キノコキトサンには、胃酸にも水にも溶けず膨張するという性質があるのです。
食前にキノコキトサンを摂取すると、キノコキトサンが胃酸にも水にも溶けず膨張し、腸内をコーティングします。 そのコーティング能力はキノコキトサン100mgで腸壁を畳80枚分カバーすると言われています。 キノコキトサンにコーティングされてしまった腸壁は、油分を吸収できなくなってしまい油分がそのまま排出されるのです。 つまり、油っこいものを食べても油が吸収されず、結果として痩せるという仕組みです。
また食後にキノコキトサンを摂取した場合でも、胃酸に溶けないキノコキトサンが すでに摂取した油分を強力に包み込んでしまい、体外に排出してしまいます。 このように、キノコキトサンは従来の甲殻類系キトサンや食物繊維とは一線を画す 画期的なダイエット成分なのです。

キノコキトサンのダイエット実験結果

通常の食事で体重が減少】キノコキトサン1日300mgを、食事制限をせず通常の食事を 摂取している24名に2ヶ月間与えたところ、1ヶ月目で平均1.06kg、 2ヶ月目で平均1.71kg減少しました。 もっとも体重が減少がした例では、1ヶ月で3.5kg、3ヶ月で7kgも減少しました。
総コレステロール値の低下】キノコキトサン1日300mgを24名に2ヶ月間与えたところ、 試験開始前200mg/dl以上を示した被験者たちの、 1ヶ月後、2ヶ月後の総コレステロール値は顕著に低下しました。 一方200mg/dl未満の人たちの総コレステロール値は低下しませんでした。 このことから、キノコキトサンは総コレステロール値の高い人に有効といえます。
中性脂肪の低下】試験開始前120mg/dl以上の中性脂肪値を示した被験者達の、 1ヶ月目および2ヶ月目の中性脂肪値は著しく低下しました。 一方、120mg/dl未満の被験者の中性脂肪は低下しませんでした。 キノコキトサンは中性脂肪が高い人に有効な結果を示しました。

Copyright (C) 2007-2013 「キノコキトサン」 All Rights Reserved.
inserted by FC2 system